無気力

なんだか無気力……風邪が長引いてるからかなぁ……とは言え、関西二人組の色々な申し込みが始まったので、ほけほけしてもいられないのだが。

昨日の朝、電車の窓から外を眺めていたら、線路の土手が一面のススキだった。
ススキ見ると秋が深まったと感じる。
この景色に気が付くと、冬もすぐそこまで来ていると思う。

日記をさぼっていた間の雨の日に、猫がはねられて死んでいた。
多分死んでいたと思う。
朝で時間なくて……道ばたに横たわってる猫を見て、自転車を止めて暫く見つめたけど、どうしてやる事も出来なくて……綺麗な白い毛並みの三毛だったので、きっと帰る家がある子だったのかも。
その白い毛並みが雨に濡れていくのが可哀想で……本当は色々してあげたかったけど、やっぱり朝で時間なくて……痛くなかったハズはないんだけれど、痛かった時間が短かったら良いなとか、帰る家の人たちに見つけて貰える事を祈りながらその場を離れた。
ああいう時、誰も足を止めないんだな……自分も去ってしまったからその一人だなぁ……とと思いながら。
帰る時には当然もう猫の姿は無くて、止まってその場所を眺めてしまった。
家に帰ってお線香あげながら、次は天寿全う出来るようにお祈りしながら涙が出た。
これから暫くは通る度に思い出すんだろうな。
これ書きながら思い出すと今も胸が痛くて涙が出る。
痛かっただろう猫の苦しみと本当はあったかもしれない猫のこれからの人生と、知らない顔して行ってしまった自分に対する後悔と、心配して待っているかもしれない家族の気持ちとかが頭をめぐってしまって。ちょっと色々考えてしまった。